るるみマウスストーカー

るる実の日記


春と鬱

春ですね。

ちょいちょい寒い日もありますが、もう春です。

みなさま、ご入学・ご進学・ご就職おめでとうございます。

私は社会人数年目を迎えました。数えてないです。

 

るる実は最近、ワクチン3回目を打ちに自転車で病院に行ったのですが、

その日は、通り過ぎる色々な学校の入学式だったみたいでした。

その時に見たちっちゃい新1年生は、パパとママと、家族で手をつないで、歩いていました。

 

生ぬるい気温と鼻を過ぎていく桜の匂いが自分の記憶を呼び起こします。

嗅覚って記憶に残りやすいですよね。

春も、もう二十数回迎えてきたので、毎年のことが過去になるたびに思い出します。

 

Twitterでちょっと話したけども、

学校に通っていた頃は、入学だの、クラス替えだの、お友達ができるかとか、いろいろなことを気にしていました。

嫌なんですよね。そういうこと思い出しちゃうの。不安定すぎて。

自分はオタクなので、安定した関係が好きで。(不安定を通過しないと安定しないものわかってるんですけど)

春自体は好きなんです。あったかいし。

夏とかも、夏休みあけにちょっと友達のこと嫌いになってたりして。

夏休み、その子とも遊んだはずなのに。

制服で再会した時に、なんだか印象が違くて。ほかのクラスの子もいるしね。

まあ全部、自分が考え過ぎっていう話なんですけど…。

 

この生ぬるい気温のせいで、初めて一人暮らしをした時のことも思い出します。

るる実は社不なので、就職活動などはしなくて、

卒業後は好きなお店でバイトを始めたんですけども(個展で大変お世話になりました)

その際に、はじめてマンションを借りました。

それはCOMITIAが終わった5月のことだったかな。5月の半ばぐらいの話です。

イベントのときにグッズや本をいっぱい入れて運んでたキャリーケースに、

数日分の必要な荷物を詰めて、私は家を出ました。

うちは色々あったけど、円満な家庭でしたので、母親に見送られながら家を出て、

もうこの家で暮らすことってないんだって思ったら涙がでてきてしまって。

一人で、泣きながら駅に向かう坂を登っていました。

 

なんていうか…「ないちゃった」って事実に泣けてくることってありますよね…。

 

…家を借りてすぐの時は孤独すぎてどうすることもできなかったです。

一人暮らししたいよ~!ってめっちゃ言ってたのに。

 

数年たったら、また自分が過ごしてきた若い日々を季節ごとに思い出すんだろうなって…。

そういうことを最近考えます。

 

私は、環境の変化に弱くて、大熱を数日間出してしまったりとかするんですけども…。

(一人暮らしした時も、今の会社で働き始めたときも…。)

みなさんもまだ、環境ががらっと変わった方は慣れてなかったりすると思いますが、どうかお体に気をつけて下さい。わたしも気をつけます。

たまに、春の鬱を思い出して泣きましょう、一緒に…。