るるみマウスストーカー

地下404号室


地下404号室

「るる実の保健室」地下404号室へようこそ。探しものがみつかるはずです。たぶん。みつからなくてもいいけど。
今、人が見てる。

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10年は長いようで短い。
過ぎたから言えることだろうけど。すぎる前の自分なら、「長いよお〜」と言うと思う。でも現にもう過ぎたのだ。

10年前の自分といえば教室のすみっこで、まともに授業も聞かず、ノートには落書き、家に帰ったらネトゲして、進路のことなんてわかんないよなんて言っていた。
制服が可愛かったから入った高校。絵のうまいクラスメイトがいた。ほかにも居た。私とはくらべものにならないぐらい。
なんとなく絵をかかなくなっていった。慣れない部活が忙しかったのもあるけど。

なりゆきで生きてきた自分を救ってくれたのはいつも絵だった。自分の絵は理解者だった。
それに気がついたのは、絵をかかなくなってから。
上手いとか下手とかで評価に差がつく萌え絵をやめて、雑貨屋さんみたいなかわいい絵をアナログで書いて、自分の世界で勝負しようとおもった。
ここまでくると、好みになるから、勝ち負けなんて無いと思うんだけども。
結果できあがった鉛筆書きのイラスト。私のイラストは、表現の幅こそは広いが、まったく進化しない。立ち止まったものを受け入れる悪魔のように。
この、悪魔になるまえの悪魔がはじめて完成したとき、私の10年がはじまったのだとおもう。


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これは今やってる卒業制作だよ。横幅の全長が約4メートル30センチの、巨大な絵。

書いててすごく楽しい。今まで自分がなんとなく逃してきた機会とか、なんとなくやらなかったことが、ぎゅっと詰まって今やってるよってかんじ。今までの時間にごめんねしたい。

でも決して無駄じゃない。みんなの目に触れるかとかわかんないんだけど、もし良いものに仕上がったら展示でもしたいなっておもう。

絵を描くのは好きだ。自由に好きな絵を、すきなときにかいてる。なんのため、の絵かって、絵が描きたいから絵を描く。それだけ。それだけなんだよね。 


21になるとき
11歳から始めたインターネット。インターネット11年生になってしまった。
当時の自分は、やっていいことわるいことの区別があまりついてなかったのかも。

してしまったことの、経験を通して、区別がついた。ネットゲームとか。昔も絵を描いてた。

萌え系のイラスト。お絵かき掲示板と出会ってから、中3くらいまで、そういう絵をかいてた。ツイッターとかにあげてた。


高1から、あまり絵を描かなくなった。もう15、16とか、成長してる中でお友達つくるのって大変だなと思ったし、このとき改めて学校で友達の作り方なんて習ってないなって思ったし、それなのにみんなあたりまえのように簡単に友達をつくってしまうからこわいなって思ったこともあった。ぽんには、お友達もできたけど、付き合い方とかよくわかってなかった。弓道部に、入ったら、気の合うひとがたくさんいた。


絵の話に戻るけど、朝から夜近くまで学校、部活、をしていたら、だんだん絵を描けなくなっていった。おぼえることがたくさんで、なかなかその気になれなかった。友達が、パンティーアンドストッキングっていうアニメを教えてくれて、そのキャラがかわいくて書いたってぐらい。


高1の冬に、新しいアカウントをつくった。すでにアカウントは持ってたけど、部活のみんなと連絡取る用のアカウントだった。それがくず餅ぽんのアカウント。kuzumochigirlてのもテキトーだったし、名前もまあまあテキトーだった。寒天くず餅から取った。


絵を描くのが、顔を描くのが、書いたからにはしっかり着彩てのが、できなくなってきて、今みたいな感じの絵をたくさん書き始めた。

当時珍しかった、ネオコス展とか、きむらももこちゃんの、影響が強いかな。絵をかいてたら、なんとなく、ネットの友達も増えてきた。2つのアカウントを管理するのがめんどくさくて、くず餅ぽんじゃないほうのアカウントは、消した。


16さいの終わりどき、20になったらこんなことやめよっておもった。いつまで続くんだって思ったし、
いやたぶんいまも思ってるかも。いつまでも、2、3年以内って思ってる。そうやって制限することで落ち着いてる。でも絵は描くんだろうな。絵は好きだから。ありがたいことに、多方面から、いろんなチャンスを貰えた。こんな自分だから新しいことに、怖がってる。いけないんだとおもう。どうせなら楽しく好きなように、やりたいよ、ね、


なんていうか、もっと自分らしく進めていければな。まだまだ満足してない。向き合ってく。いい影響は、受けてく。取り入れないと、自分の中の良いものは、死んでくばかり。もったいない。


学校があった。たのしかった。

バイトをした。バイトしたら、今日学校があったことがうそみたいに1日が長く感じた。

キツイなとおもった。明日も学校らしい。どうしよう。どうしよう。
バイトやめたい。可愛い服きたい。はやく別のバイトしたい。


最近やっぱり萌え絵を書きたいなって思うようになってきた。

そういうものに携わりたいし、自分がずっと目指してきたものってやっぱそのへんにあるのかなって。昔はね、オタクって電車男が流行る以前は、メディアとかからマイナス方面に捉えられて、だれか犯罪をすれば美少女漫画やフィギュアが容疑者の部屋にたくさんあるだとか。

個人の性癖が一線を越えて犯罪に結びついたこととオタクであることは関係ないじゃんとか思いつつ。当時ギャル文化が流行ってて(これに関してはぽんは、相当な憧れを持ってるので批判する気持ちはありません)、派手な人間に、オタクかっこわりー、キメー、地味とか言われて、生きづらかったけど、何も言えなかったでしょ?今は海外に注目されてクールジャパンだのマンガだのアニメだの、持ち上げられて、そこから自信持って堂々としてて、また違った良さがあるとおもう。

ぽんもそれで勇気づけられたけどやっぱ何か昔の知る人ぞ知るようなオタクのアンダーグラウンド的な要素も好きで。でも、受け入れられてく反面、ゲームやアニメに影響されすぎたバカみたいな奴が増えた。リアルとバーチャルな空想のギャップを感じてバーチャルに影響されて、リアルでもこれはいけるだろうってかんちがいするやつ。ばか。私は地味なオタクがすきだ。


小学校の頃の記憶はほとんど無い気がする。

仲よかった子とか、思い出してみてもそんなにいなくて、あの6年間どう過ごしてきたかわかんない

中学生のときは、仲良しの子ができて、毎日なんとなく笑ってすごして、家帰ったらネトゲして、でもここにはかけないようなことがたくさんたくさんあって、それが間違ってるっていうのに気がついたのが、遅かったかな。ほんとうに、たくさんあったし、自分勝手だったし、親にも迷惑たくさんかけた。

高校の頃はすごく充実してて、ふざけあって、笑ってとか、最近、ナントカちゃんとしゃべってないよね、ナントカちゃんは、あの子と仲良しだよね。とられちゃったね、なんて言われて、ショックだったけど、うーん、そういうのわかんない!とか、嘘ついて、表に出さないようにしてて、だからこいつ意味わかんないなって思ってる人、いたと思うし、なんかそういうところが欠落してたなって思った、もしそれがみんなみたいに小学生のころからあったなら、もっと楽しめたしお友達ってやつがいたのかなとか考えたりしたけど、私は私だから仕方ないなあって。なんかそうやって取り過ごした感情の遅れを取り戻すかのようにますます自分が子供っぽくなっていって嫌だな。

この文章だって、あとあとみたらキモいなとか思うんだろうけどこういうときの自分だってなに考えてたかってこと大事にして向き合っていきたいよ。
昨日の夜、やりたいこと、やりたいことってなんだ?ってなったり、ちゃんとしてない自分は親不孝者だとか、自分勝手できない立場なんだから真面目にしろとか、そんなこと思ってて、すごいきつかった。無理だった。どんな気持ちなんだろうとか考えたりしてた。気分転換が上手い人になりたいんだ。

たとえばアニメを見るとかでもいいし、本を読むとか、面白い画像をさがして、爆笑するとか、昨日はまとめブログとかで、面白い画像さがしてたけど、そこから、テレビの放送事故系のものをどんどん探すようになって結局どんよりしたまま終わった。

今日は学校を休んじゃったんだ。ごめんなさい。アルバイトは休めないから行った。楽しかったな。アルバイト楽しかったな。たのしかったらしい。
しかし、今日は、ぽんちゃんの努力がそこにあるから良いんだよって、その一言によって助けられた。救われたし、報われた。肯定されたし、認めてくれた。この人はわたしの宗教だなあ。そうおもった。


最近、自分以外の絵描きさんと話してて、

もう活動はしないの?とか、

もったいないよ、

とか、言葉を頂くんだけれども、

本当に自分もこれからどうするのかわかんなくて、ヤバいんです。

だれがこのブログを読んでるかなんて知らないんですけど、

自分を応援してくれて会いにきてくれて、

たまにツイッターで落書きをあげるくらいなのに、それでも、好きですって言ってくれる人がいて、ネットであまり見かけなくても絶対イベントとかきてくれる子もいて、見たことない可愛い便箋に丁寧に手紙を書いて手紙をくれる子がいてくれたり、して、自分は、支えられて活動してきました。徹夜でイベントの準備とかして、人が来なかったらやだなって思っても、みんな来てくれて、また来ますねっていってくれて、今思い返しても、泣けてくるんだけど、

自分が桃れんにゃもってなまえで絵を描いてて、みんなが、好きって思ってくれてるからこそ絵で何かしたい気持ちと、同時に来る、無気力、自信の無さとが強くて、ほんとうにどうしようもないんです。

無気力なんかは、たぶんすきな仕事につけたからだと思うんですけど、それで無気力になっちゃすっごくすっごくもったいないことだと思ってます。どの方向にがんばるかが、わからなくて。かなしい。、

元気になって、また少しだけ少しだけ何かができたならその時は応援してあげてください。

やめるとかいったり、戻って来たらよろしくなんて自分勝手でごめんね。それでもみんなと変わらないふつうの、人だから、、。ゆるしてくれ、、ごめん、、

ただ、絵だけはずっとかきたいよ、、、